あれから

実は、私「諸橋 実」は2016年度をもって「河合塾」を辞めました.
まあ、私としては、やれることは大体やりましたから、思い残すことはありません.
ここに掲載したものは、参考書は「講義シリーズ」と「原点シリーズ」、それにイベントのテキストとしての「イマイチ講座のテキスト」ですが、前2つのシリーズは40~50歳のころで鉛筆でシコシコと書いたものです.それを活字にするには途中に数学とは縁遠い編集者とオペレーターが入ります.それにページの制限もあるから、それはそれは大変でした.
それに若いときのことだから気合が入っていて多少読みづらいかもしれませんが、それくらいはガマンしてください.
どうして上記のように2つのシリーズになったかと言うと、「講義シリーズ」が完成した頃、指導要領の改訂があったのです.そこで急きょ「一次変換」を「複素数と複素数平面」に書き換えたが、それでも文系ではπ / 3 を60度としなけてばならないなどが起こって、仕方がないから読者を理科系に絞ったという事情があったのです.文科省もバカなことをしたものです.
「イマイチ講座のテキスト」は60歳を過ぎてからパソコンを勉強して「TeX」というソフトで書いたものです.これはページの制限もなく、活字になるまでみんな自分でやれたからこちらは断然読みやすいと思います.
講義のアンケートには「目から鱗が落ちました」とか、「数学が好きになった」とか.中には高校の先生も聞きに来てくれたりしてなかなか評判の講座でしたよ.
これらはすべて無料でダウンロードできますから、わからないことに出会ったらアクセスしてみてください.たいていのことは解決すると思います.

ニュースを見ると何だか大変な時代になりそうな気配ですが、どんな時でもみんなの力で乗り越えるしかありません.
それには「勉強」しなくては!

もっと早くにお知らせすべきでしたが、少し考えるところもあって今日に至りましたこと、お詫びいたします.
何をしていたかについては追々にお話しますから楽しみにしていてください.

若者よ、入試ごときで疲れるな!

いよいよ本格なンシーズンになったが、たかが」「入試」くらいで疲れてもらっては困るまだ君の人生は始まってもいない
教師の私としては、カンジンの勝負のときまでに疲れ果てさせたくない.大体、そんなことになっては君自身にとっても社会にとってもモッタイナイ!
遠くを見なさい.そして本当に君にとって「大事なもの」を見つけなさい.勉強というのはそのためのものなのですショセンは1度きりの人生だ.思い切りやるがいい
なに「才能?」、そんなものはやっているうちにできてくるさ.

それでも、2017年度問題解答多少のコメントを知りたければ、右上の「kamelink.com/exam」(2017解答速報)にアクセスしてみるとよい.それぞれの大学、それぞれの学部・学科についての各新聞社各予備校各塾などの速報が比較して見れるようになっています
公開している団体の個性というか、本気度というか、あるいは実力がよく見えていろいろ勉強になる.みんなが高いカネを払って受験するのだからそれくらいの「見返り」はあってもよいでしょう.
右上の「kamelink」(数学入試問題)にも本年度の問題が入り始めたようです.
こうして、ざっと見るだけで今年の出題の概観というか、総括も見えておそらくキモチも落ち着くと思います.
ハヤル気持ちを抑えて沈着、そして冷静に進んでください.

(工事中)