このイベントが始まったのは、2001年からのことだと思います.
そして、この 「イマイチの人全員集合」 という奇妙な名称にしても誰がつけたのか今となると思い出すこともできません.
この名称のために長い間、周辺の人たちには 「デキナイ子の駆け込み寺」 と思われていたらしい.それもチョッとは合っていますが大きくちがいます.
それと、去年までと大きくちがうところは今年、私がホームページを開いたことです.この講座は全く単発のイベントですが、実際の講義とHPと連携したカタチ(ライブ的?)にやれないかと思っています.と、まあこれが最初の 「 志 (ココロザシ) 」 と思ってください.
以下は2015年に書いたものですが、基本姿勢に変わりはないので、その必要が起こるまでサンプルとしてそのまま残しておきます.
本日は8/25ですが、以下に1学期の反省を込めて今後の展開について書いてみます.1学期のメニューは
(1) ベクトルと空間座標(6/7) 満員御礼で受付終了(6/2)!
(2) 数Ⅲ微積分(6/21) 満員御礼で受付終了(6/7)!
(3) 数列と級数(7/5) 満員御礼で受付終了(6/10)!
好評につき増設!( 同日 5:00~6:30)
でしたが、ずいぶん過分に期待されたものです.
こうなると、爺さんでも「 がんば らにゃあいかん!」 と、そんなキブンになるものですよ.
上記の 「(1) ベクトルと空間座標」 、「(2) 数Ⅲ微積分」 までに 「イマイチ広場」 も開設できて、何とか君たちの感想とか意見とかを 「moropapaへの手紙」 という形式で掲載し、「そのお返事」 らしきものも書いた.
しかし、まだ何かヘンだ.それは、私の 「意図したところ」に達していない、というか大体、私らしくない! そして何よりも、せっかくのHPも使い切っていない.
そこで、君たちの書いてくれた手紙を改めてじっくりと読み直してみました.彼はこの数行の手紙で私に何を伝えようとしているのか.短い文章の彼方に何を抱えているのか.
そして書いたのが 「(3) 数列と級数」 の 「イベント後記」です.ぜひここを読んでください.
これからは、この形式で行きます.つまり
テキスト → 講義 → 手紙(アンケート) → お返事 (イベント後記)
で、まず私が発信し、君たちが投げ返し、それを私が引き取って私のコメントを君たちに届ける、という回路はネットを媒介としてまずまず完成したと思います.しかも、それをみんなで共有できるのです.スゴイ時代になった、と思いませんか.
この先 「イマイチ広場」 のスタイルはこれに決めます.
これなら君たちとの約束を守ることができる.君たちもドンドン書いてください.私もバリバリ書きますよ.
イヤーまいったな.教師は生徒を変えたというハナシは聞いたことがあるが、生徒も教師を変えるものですねえ.また1つ勉強になりました.
この爺さんでもこうして成長するのだから君たちが成長しないわけがないですよ.
さて、この 「イマイチシリーズ」 の構成がシッカリと決まったところで、いよいよ2学期です.
2学期のメニューは
(4) 確率・統計(9/20)
(5) 整数(10/4)
(6) 複素数と複素数平面(10/18)
です.
2学期はいろいろなイベントや模試がメジロ押しで、なかなか時間がとれないかもしれないが、申し込んでおきさえすればテキストは作ってくれるから、何とか手に入れてください.
これらの内容は1学期に他の授業や何かでもやって来ているだろうから、文字通りそれらを含めた総まとめになると思います.
もう、読み方の要領はわかっているだろうから、とりあえずは自分で読んでみて、どうしてもわからないところは質問に来ればよい.
そして、2学期は 冬期、センター入試、直前、2次 、と一直線です.あせることはない.1つ1つ片づけて進めばよい.次のステージはそこまで来ています.元気に走り抜けてください.成功を祈ります.
<番外> 行列と1次変換
これは今回の指導要領の改訂で高校数学から除かれましたから直接に入試には関係しません.むかし、こんな時代もあったのです. 詳しくは大学で線形代数学としてキチンと勉強してください. まあ、これは「成り行き」にしましょう.