何だか忙しくてご無沙汰しました.
実は9/19のイベント「 複素数と複素数平面 」にかかりきりだったのです.これはなかなか深いものがあります.
やっと完成しましたよ.172ページにもなりましたが、図版もふんだんに入れて丁寧に書いたのでわかり易いと思います.もうすぐ印刷にかかります.
ここも、初学者が混乱するところです.最初は「 虚数は存在するのか 」というカベです.ここをうまく乗り越えないと、どうしても本気になれない.半信半疑のままで来たのではないですか.それではリキが入らないのは当たり前でしょう.
しかし、ハッキリ言って昔の数学者たちが侃侃諤諤(カンカンガクガク)の大騒ぎの末にたどり着いた成果を、いきなり「 わかれ!」と言われてもそりゃムリというものだ.
そういうときはカナメになるポイントを探せ.君が悩んでいるところで必ず彼らも悩んだはずだ.そこで彼らがどう身を振ったかを追体験すればよいではないか.
きっと感動しますよ.そして君は昨日よりはチョッと豊かになる.つまり、別人になるのです.好むと好まざるにかかわらず、そういうことが一生続くのです.
報告が遅れましたが、1学期は「ベクトル空間(6/6)」のあと、「数III微積分(6/20)」、「数列と級数(7/4)」をやりましたが、いずれも盛況のうちに終わりました.
テキスト、アンケート(本人許可限定)など、公開しようと思いつつ、雑事に追われて遅れています.いましばらくお待ちください.
なお、2学期は上記の「 複素数 」の他に、「 整数(10/3) 」、「 確率・統計(10/17) 」を予定しています.本年度分はこれでオシマイですが、君たちの弱いところは確実にカバーできると思います.
最近のニュースでは「 センター試験を記述式に替えて、コンピューターに採点させる、云々 」という記事が頻繁に出てくるようになった.しかし、受験生が鉛筆をナメルような思いで書いた答案がキカイで瞬時に採点され、試験の終わるころには合否がわかる、というのも何か味気ない、というよりヘンです.せめて「 お疲れさまでした 」とか「 頑張れよ 」とか.もうチョッと 「 ぬくもり 」 がほしい.
そういうことなら、入学試験を1年に1度といわず毎週やってもよいのではないか.受験生は合格するまで何回でも受けるとか.2回目以降はタダとか.
フト思ったが、そうなれば受験生が試験場まで足を運ぶこともなくなるだろう.自宅でパソコンで書くか、せいぜいスキャンして「 送るボタン 」をクリックするだけだ.どうせやるならここまでやってほしいね.
一方、受験生の方は、もっと優秀なパソコンとかロボットとかを用意してそいつに答案を書かせるというのはどうか.そんなことができるなら、戦争などもウンと国費をかけてステルス戦闘機(無人)の空中戦でカタをつける.そうすれば戦争なんかバカバカしくてやめるだろう.
でも、人間には、コンピュータの絶対にマネのできない能力があるということを信じたい.問題は人間そのものがもっと人間を、そのココロを大事にするということだ.
私はもう爺さんだから、うまく話相手をしてくれて、コーヒーの1杯も入れてくれる介護ロボットがほしい.誰か作ってくれませんかね.
初めまして
数学イマイチ全員集合の講座ベクトルと数列見に行きました!
他の生徒も言っていましたが目から鱗ってこういうことなんですね 目の前が晴れ渡りました笑
一つ図々しいお願いがあるのです
私の複素数平面の講座にでようと思っていたのですが日付を間違えて申し込みわすれました 残念です
なのでもし在庫があるならばモロパパのあの本が欲しいのです お金払います
無理なら諦めます
用件はわかりましたが、テキストは私の管理ではありません.
もしどうしても必要ならば、河合塾横浜校の教務にお問い合わせください.
残部があればご期待に沿えるかも知れません.