河合塾 数学科講師の「諸橋 実」です.
上記のタイトルは、河合塾で私が担当しているイベントの名称です.
アンケートによると、たとえば
・「目からウロコが落ちた・・・・・」 とか
・ 「新しい数学を習った・・・・・」 とか
・ 「数学の本質がわかった・・・・・」 とか
・ 「感動した・・・・・」とか
などなど・・・・・・・・・・
今まで何をやってきたのだろう.
特に 「テキストが良い」 という意見が圧倒的に多いことはオドロキでした.しかも、「このタイトル」での募集だからなおさらです.
どうやら、デキル子もそうでない子も、イッセイに自分のことを「イマイチだ!」と思っているようなのです.どうしてこんなことになってしまったのか.
おそらくこれは、「 高校数学を十分喰いつくした!」 という実感がもてない ことによるのではないかと私は考えます.
ともかく、早急にそういう呪縛を払拭しなければならない.
そして、きっとそう思っている若者が全国にたくさんいるのだろう.
そういうことなら、この爺さんも多少の役には立てるかもしれない. そこで、まずはHPを開くことを思い立ったわけです.
これから、少しずつこのテキストを公開していくつもりですが、今回はその準備、紹介もかねてそのテキストの 「はしがき」 (クリック)を掲載します.
この講座の趣旨や私の思いなどをわかっていただけるとうれしいです.
2016年度も
(1) ベクトルと空間座標
(2) 数III微積分
(3) 数列と級数
(4) 複素数と複素数平面
(5) 整数
(6) 確率・統計
を予定しています.
この講座は、私が単科講座 「 理系数学の原点 」 を降板した2001年から始めたのですが、最初は1学期の終わりに「数III微積分 」、2学期の終わりに 「 確率・統計 」 という素朴なものでした.以来、生徒諸君に励まされ、河合塾の現場のスタッフに励まされ、今日のボリュームに成長したものです.
教材は、毎年ここに掲載しておりますが、実際のイベントの案内は河合塾のHP、あるいは、このHPのブログでご案内しますので、ぜひご参加ください.
なお特に1学期は毎年、満員で締め切りになりますのでお申し込みはお早めにお願いします.
ただし、このテキスト(紙版)は販売しておりませんのでご了承ください.
では、教室でお目にかかります.
新年あけましておめでとうございます
無事、実先生のホームページにたどり着きました。
自分でやりたい事を決め、その方向にどんどん進め。なんて良いこと書いてますね。
正月は孫たちが来て大変な騒ぎです.
HPを見てくれてありがとう.
諸橋先生が6月5日亡くなりました。とてもさみしい!
諸橋先生には、代々木ゼミナールの単科ベーシック数学安達清先生が、体調不良のため、代講で初めてお目にかかりました。
諸橋先生は、安達清先生の大学では、先輩であるそうです。
少し滑り気味のギャグ、体全体で表現される授業は、数学嫌いの私にも、数学好きにさせてくれそうな、素晴らしい先生でした。
先生のご著書を後進の受験生にダウンロードさせていただけるのも、生徒思いの、そして生徒好きの先生であったことは、最後まで変わりませんでした。厳しい予備校界で、予備校教師として、一本筋を通され、ご苦労も多かったことと思います。
先生も天国で地球上でコロナが蔓延して、日本では1万1千人以上の命がうしなわれています。
先生がご存命でしたら、きっとみんなの力で解決できるよ!とおっしゃると思います。
今はなき先生ですが、力と知恵と勇気を授かったのですから、諸橋先生の教え子である私たちは、新型コロナを克服して、先生にご報告しましょう。先生ありがとうございました。
ゆっくりお休みをおとりになってください。
諸橋先生、お亡くなりなっておられたのですね。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生には、1993年、河合塾で大変におせわになりました。
あと、土師先生にも、大変におせわになりました。お二人の関係は存じませんでしたが、諸橋先生も、土師先生と、また、仲良くやっておられるのではないか、と、感じております。
先生、ではまた。