イマイチ講座、開講

いよいよ 「イマイチの人全員集合」というイベントが始まります.
第1回は「ベクトルと空間座標 (06 / 04 )」 (河合塾横浜校 0120-192-149)です.詳細はこちらのパンフレット(クリックをご覧ください.申し込みの受付は05 / 19 (木)から 河合塾横浜校ですが、ネットでの受付はないそうです.
ちなみに「数III微積分」は06//18「数列と級数」は07/02、いずれも土曜日15:00から(クリック)です.これらも同時に受け付けているようです.
なお、都合で講義に出られなくとも申し込んでおけばテキストは用意します.ただし、人数分しか作れないのでご容赦ください.
また、その主旨とか目的などについては上のプルダウンメニューの「moropapaからの手紙」(クリック)をお読みください.詳しく書いてあります.

昨年のアンケートによれば、まず「テキストがとてもよい」そうです.それは、こんなふうに「数学をべた書きにしたものを見たことがない」からだと思います.そして、「これを頼りに頑張れば登れるかもしれない」と思うからだと思います.事実、先輩諸氏は登って行きました.
しかし、いかに「べた書き」のテキストとはいえ、君たちがズラズラ読んでわかるところと、私が入念に説明しないとわからないところがあります難しいところはやはり難しいということは決して忘れないでください.
中には「講義を聴いたら目からウロコは3枚落ちました.マツゲも5本落ちました」などというのもあって、とにかく、彼らは講義を聴いて何かに出会ったのだろうと思います.講義というのはそういう「魔力」があるものなのです.

この講座をやってみてわかることは、よくできる子もそうでない子も、みんな自分のことを「イマイチだ」と思っているらしい.どうも「完璧にやった」という達成感がないのではないか.
そして、それはオトナたちの感性を含む構造的な問題なのだと確信するにいたりました.
おそらく、粉々に打ち砕かれた「数学のカケラ」のようなものをあてがわれて今日まで来てしまったのではないか.どうしてそういうことになってしまったか、については上のプルダウンメニューの「諸橋の講義シリーズ」親ページ(クリック)に書いたので読んでみてください.
しかもそれは、この業界45年の教師である私の方からは見えるが君たちの方からは見えない、そういう性質のものなのです.
だから難しすぎるとか、新傾向とか、過去問の練習とか、そういう次元の発想ではカタのつかない問題なのです.まして、自分勝手に「これは出ない」などと判断するなど、論外です.
なぜ講義シリーズ原点シリーズを書いたかそれはこうなることが予見されたからです.
なぜイマイチシリーズを始めたかそれは微力ながら何とかしようと思ったからです.
全国の予備校の先生方、高校の先生方に頼みます.若者たちがこのままでいいわけがない.どうか彼らを助けてやってください.
そして若者たちに告ぐ!     クドクドと説明しても仕方がないから、まずは偏見を捨ててスナオに感動しなさい学ぶことに感動し、変わる自分に感動しなさい.そのむこうに全く新しい風景が広がります.

(工事中)

イマイチ講座、開講」への2件のフィードバック

  1. 92年1浪時にお世話になりました。
    実家の荷物整理していたところ、先生の講義シリーズが出てきまして、先生のことを思い出しました。
    まだご活躍されているようで、嬉しい限りです。苦手な数学が劇的に改善し医師になれたのも全て先生のおかげだと思っております。お身体に気をつけて、これからも頑張ってください。

  2. はじめまして。
    本日横浜校で開催された、ベクトルイマイチ講座を受講した者です。
    授業開始5分前に慌ててテキストを受け取ったので、予習をしないままの参加となりましたが、大変楽しく授業を受けることができました。

    次回のイマイチ講座も楽しみにしています!

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